【40年前のシャネルジャケットに学んだこと】


【40年前のシャネルジャケットに学んだこと】
今日、とても素敵なジャケットを着ていらっしゃるお客様に出会いました。
コーラルピンクのような、ピーチピンクのような、やわらかく上品なツイードジャケット。
ちょうど今、ツイードジャケットを研究していることもあり、思わず目が留まり、写真を撮らせていただきました。
夢中で撮らせていただいていると、「このトップスとのバランスも素敵だな」と思ったら、そのトップスは、以前メゾンドエヌでお仕立てしたものでした。
そしてさらに驚いたのが、そのジャケットが約40年前に購入されたシャネルのものだったこと。
色あせもなく、汗ジミもなく、状態もとても美しく、
一度パワーショルダーをお直しされたそうですが、その仕上がりもとても自然で、まるで今のもののように洗練された印象でした。
さらに印象的だったのが、ブローチのコーディネートです。
前回、Rajyuのマグネットブローチのポップアップでご紹介した、マドモアゼルシャネルのブローチを合わせてくださっていました。
シャネルツイードのジャケットに、マドモアゼルシャネルの刺繍ブローチ。
ポップで可愛らしく、でも上品で、とても素敵なバランスでした。
ジャケットに合わせていただいていたメゾンドエヌのトップスも、光沢のあるストレッチ素材でお仕立てした一枚。
シャネルツイードに負けることなく、自然に調和していたことも、とても嬉しく感じました。
いい素材
いい生地
いいお仕立て
こういった積み重ねが、長く愛される一着になるのだと思います。
今、ツイードジャケットを考える中で、ポケットの形や位置、ボタンの大きさ、糸の色とのバランス、裏の仕様や裾の仕上げなど、細かな部分をひとつひとつ検討しています。
古く見せたくない。
でも、長く着続けられるものにしたい。
20代でも60代でも、年齢を重ねても自然に似合うものを作りたい。
今日のコーディネートを見せていただきながら、そんな思いを改めて強く感じました。
一点一点、大切に。
長く愛される一着を、これからもご提案していきたいと思います。



