【新しいサイズから、また長く着られる一着を】

【新しいサイズから、また長く着られる一着を】
トレンチコートは、時代や流行に左右されにくい、装いの土台になるアイテムだと思います。
きちんと感がありながら、日常にもなじむ。
だからこそ、サイズや素材の選び方で、着心地や印象に大きな差が出ます。
今回maison de N では、トレンチコートの新サイズ 42(13号)を制作することにしました。
サンプルに選んだのは、花柄の生地。
ベースはコットンの自然な質感がありつつ、織りで表情を持たせた素材です。
柄はしっかりと存在感がありますが、色味が落ち着いているため、派手になりすぎず、全体としてはとても穏やかな印象。
近くで見ると織りや柄の奥行きが感じられ、離れるとすっと馴染む、そんな生地です。
裏地には、新しく迎えたやわらかなベージュを合わせました。
主張しすぎず、表地を引き立てる色。
袖を通したときの感触も軽やかで、コート全体の印象をやさしく整えてくれます。
ボタンは、チャコールグレーにほのかな艶のあるものを。
マットすぎず、光りすぎない質感が、生地の花柄や裏地のベージュと自然につながります。
装飾として目立たせるというより、全体をまとめる役割を意識しました。
トレンチコートは、「一枚持っていれば安心できる」服。
maison de N では、その普遍性を大切にしながら、今の体型や気分に合うバランスで仕立てています。
今回は花柄でサンプルを作りますが、もちろん、まったく違う生地でのお仕立ても可能です。
この生地で仕立てた新サイズ13号が、どんな佇まいになるのか。
仕上がりを、私自身も楽しみにしています。
サイズや着方に迷いがある方も、「今の自分に合う一着」を考えるきっかけとして、ぜひご相談ください。






