【きれいめの中に、柄がほどよく馴染む装い】

【きれいめの中に、柄がほどよく馴染む装い】

ネイビーのジャケットに、ノルディックニット。

一見すると異なる要素ですが、色と分量がきれいに揃っていて、全体に落ち着きがあります。

きちんとした印象の中に、ニットの柄が入ることで、少し肩の力が抜けた雰囲気に。

かたくなりすぎず、それでいてだらしなくならない。

その加減が、とても心地よく感じられました。

合わせた白のフレアスカートは、maison de N でお仕立てしたもの。

軽やかな広がりが、上半身の重さを受け止めてくれて、全体のバランスを自然に整えています。

特別なことをしていないのに、印象に残るのは、それぞれのアイテムが無理なくつながっているから。

このような装いを見ると、コーディネートは「足す」よりも「噛み合わせ」なのだと、改めて感じます。