【糸で描く江戸の顔 Yumiko Yamamoto..の播州織ハンカチ】

【糸で描く江戸の顔 Yumiko Yamamoto..の播州織ハンカチ

●作品の世界観

Yumiko Yamamoto のハンカチは、どこかくすっと笑ってしまうような“お米の形をした江戸の人々”を、プリントではなく播州織で描き出した一枚です。

糸から染めて織り上げる播州織は、色を上からのせるプリントとは違い、最初から色のついた糸を組み合わせて柄が生まれるため、広げたときの深みや立体感がやわらかく伝わります。

表も裏も均一に美しいのは、織りで描かれているからこその魅力で、手に取ると“布がそのまま絵を描いている”ような温度を感じます。

 

●生地の心地よさ

綿100%の生地は手ざわりがすっきりしていて、洗っても色が落ちにくく、使い込むほどに空気を含んで、ふんわりとした柔らかさが育ちます。

糸から染めている生地は日常使いに強く、気をつかわずに毎日使える素直さがあります。

 

●暮らしの中での使い道

ハンカチとして持つだけでなく、ちょっとした布として暮らしの中で自由に使えるのもうれしいところです。お弁当を包んだり、ランチクロスとして広げたり、バッグの持ち手にさっと結んでアクセントにしたり、花瓶や小物の下に敷いても雰囲気が出ます。

裏表の差がほとんどないので、その日の気分でどちらを見せても自然な表情になります。

 

●一枚がもたらす豊かさ

まるで小さな布のアートのような可愛らしさと、播州織ならではの丈夫さと美しさがひとつになった一枚。

静かに個性が光り、日常の風景をそっと楽しくしてくれる存在です。