【長崎浜屋セミオーダー会へお越しくださった皆さまへ】

【長崎浜屋セミオーダー会へお越しくださった皆さまへ】

7日間の会期中、足を運んでくださった皆さま、本当にありがとうございました。

今回の長崎浜屋さんでのセミオーダー会は、「本格的なセミオーダー会」 としては初めての開催でした。

maison de N は2015年に福岡で店舗をオープンして以来、派手な宣伝はして来ませんでしたが、一度お仕立てさせていただいたお客様が季節ごとに「次はこの生地で」と注文してくださるような、長く寄り添える一着 を届け続けてきました。

今回の長崎での会は、その“寄り添う一着”を百貨店でもお届けできるように──

そんな思いで挑戦した7日間でした。

 

セミオーダー会で大切にしていること

・ “ある服に合わせる”のではなく、“自分が着たい服を選ぶ”という喜びを届けたい

・ 本当に着たい素材・色・丈で、お客様の暮らしにそっと寄り添う服をつくりたい

・ 年齢を重ねても違和感なく着られる、お守りのような普遍的なデザイン を大切にしている

・ 数年で終わらない、長く手元に残る一着をお届けしたい

服は飾りではなく、“その人の毎日を支える相棒のような存在”

と私は思っています。

 

7日間を終えて感じたこと

初めての試みだったこともあり、認知していただくのに時間がかかることはわかっていました。

初めてご覧くださったお客様の中には、「このコーナー、大丈夫かしら?」

そんなふうに思われた方もいらっしゃったと思います。

それでも、

・ 興味を持ってくださった

・ 「次回来るときは連絡ください」とご住所をくださった

・ どこからか噂を聞いて立ち寄ってくださった

そんな一つひとつの出来事が、私にとっては何より嬉しく、励みになりました。

価格については、オーダーとしては“格安”だと私は思っているものの、たしかにパッと手に取るには勇気のいる金額です。

それでも手にしてくださった方が「長く着られる」「頼もしい一着」と言ってくださり、また次のシーズンにも選んでいただける、そんな“信頼の循環”を長崎でもつくれたらと願っています。

 

次回について

春夏のシーズンで、また長崎浜屋さんに出展できたら──

私はそう思っています。

まだ確定ではありませんが、実現できるよう動きますね。

春夏ならではの軽やかな素材や美しい色の生地も、すでに準備を始めています。

ぜひ楽しみにお待ちいただけたら嬉しいです。

 

最後に

7日間、maison de N のコーナーへ足を運んでくださった皆さま、気にかけてくださった皆さま、静かに見守ってくださった皆さま、本当にありがとうございました。

長崎でもまた、“自分らしさに寄り添う一着”をお届けできますように。

次にお会いできる日を楽しみにしています。